脳のスタミナ
先週末、東京医科歯科大学での二泊三日の授業の為
千葉は市川市にある教養部に行って来た。
先々週、一回目の授業の時は
「気の小さな私」は前日から現地千葉に入り、いわゆる背水の陣。
授業当日、朝は7時に起き、
眼をカッと開き、ストレッチ、NHK第一体操、発声練習とひげを整え
朝食もほどほどに、授業の3時間前には研究室に入り教授達と打ち合わせ。
二日目の授業は、朝からゆっくりとお風呂に入り
お腹を引っ込めたまま喋る練習。
そして2時間前には研究室に。
教授とチョコッと打ち合わせした上で教室に。
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しかし今回、二回目の出陣は
前日ではなく当日朝、大阪を出て授業30分前に教室に。
どうもこの差が自分でも良く分からない。
気が小さいのに、すぐに「普通」を通り越して「図太くなる私」
今回の大学での講座、いつも私が行っているセミナーとは全く違う。
どう違う?
いつも私がやっているセミナーは
既に私のセミナーの内容を知り、それに興味を持つ人たちの集まり。
だから、「ヤーヤー、イヤイヤ高岸です~」と始められる。
しかし全く前知識がなく、メンタルトレーニングって何?
素っ頓狂な顔を並べている学生たちを相手に
話し始めるには大変な脳のエネルギーが要る。
一つの講座は3時間半。
いつものように終わり位ではなく、途中で脳のスタミナ切れを起こす。
しかし教養部のM教授は私がそうなる事を見越してか
階段教室の段上に、さりげなくお水とチョコレートを置いてくれている。
このチョコレートがありがたかった。
途中で何回も口に入れ、脳のリフレッシュがはかれたから。
さすがに教養部の教授であると、つくづく関心。
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