SSブログ

辛さを忘れるには

景色は抜群
そして谷川のせせらぎと季節の鳥のさえずり・・・と
環境は良いのだけれど・・・・

駅から160段もある階段を登らなければ家に着かない。
ビルにしたら10階分に相当する。

何においても「表と裏」の原理が働くのは自然の摂理。

さて「内的集中」・・・・・
いわゆる筋肉活動に意識を向けると
この階段、到底一気に登り切れるものではない。

だから「外的集中」・・・・
目的を内にではなく、外に向けて登る事を心がけている。

夏場だと

家に帰ると冷たいビールと冷たいシャワーが待っている・・・・

冬場だと

鍋と熱燗、そしてお風呂が両手を開け笑顔て待っている・・・

と、勝手な結果をリアルにイメージしながら登る。
そうすると疲れを感じることなくあっと言う間に家に着く。

しか~し

この三月の終わりから、四月の終わりまでは
そんなちっぽけな細工はいらない。

160階段の初めから、その終わりまで
下記のようなトンネルが出来上がるから。

150417_093050.jpg
150417_093022.jpg

リンパ線でなく”琳派”

最近あちこちで“琳派“と言う言葉を聞く。

料理でも、フアッションでも“琳派的な”と使う。

もともと“琳派”(りんぱ)とは
身体のリンパ腺のリンパではなく絵画の世界の流派のこと。

桃山時代後期に興り近代まで活躍した造形芸術上の流派。

本阿弥光悦と俵屋宗達が創始し、尾形光琳・乾山兄弟によって発展、
酒井抱一・鈴木其一が江戸に定着させたという。

して、今年は400年を記してあちこちで展覧会が行われている。

その中でも琳派を代表する作品の一つ
俵屋宗達が描いた「風神雷神」を見る。

桜が満開の京都は“建仁寺”の本坊。

中に入ると、すぐ正面にその2曲1双の作品が現れる。
本物は傷みが激しく、展示されているのは
デジタル処理された複製品なのだが迫力は満点。

この風神雷神、尾形光琳も、酒井抱一も模写しているのだが
やはり俵屋さんのものが一番グッと感性に響く。

時間が許せば是非一見していただきたい。

以下最上段は俵屋宗達、次は尾形光琳、最下部は酒井抱一

俵屋 尾形 酒井 風神雷神.jpg

                   画像をクリックすると拡大


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。