今年のシメ
今年も色々と各地でセミナーを行ってきたのだが
最後のシメとして
またあの雪深い新潟は“長岡”で
計8時間のロングセミナーを行う。
ギャラは“安く”準備に時間がかかるのだけど・・・
それらを統括する、テニスの“神様“小浦武志さん
それを主催する公益財団法人 長岡市スポーツ協会の方々
そしてそれに参加される100人を超えるスポーツ指導者の熱心さが
私の心を動かすのである。
今年のテーマは昨年“さわり”をやった
五感の鋭敏化、感性を磨く、創造性を豊かに
という3つのメンタル基本要素をやる予定。
どうすれば
この3つを自分のものとする事が出来るのか?の実践編である。
指導者たちの反応は? スタッフの反応は?・・・
興味シンシンなのだが
用意していただいているらしい、のどぐろ、お蕎麦
医者の「こんなもんだろう」
はっきりと原因の分かる病。
例えば、布団を蹴飛ばして寝た為、風邪を引いたとか、
傷んだ食べ物を食ってお腹をこわしたとか・・・
こんな場合、対処は簡単、○○医者でもOK。
しかし原因の解りにくい病になった時
医者は“感”を頼りに「こんなもんだろう」と
治療や投薬を行う事になる。
しかし私は3回行って“改善”が見られなかった場合
さっさとその医者は諦める。
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例えば、ボールをある一点に当てようと投げた場合を考えてほしい。
「こんなもんだろう」と第一球目を投げたら、左に逸れた。
第二球目は“右に!”と意識しながらと投げたら、今度は少し右に。
しかし三球目は、雑念なく一点集中の「こんなもんだろう」だから
たいがいの人は目標に当たる。
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同じ医者に、三回行っても症状に改善が見られないというのは
意識集中して患者に対応していないか
またまた、医者としての能力に欠けるのかの
どちらかだと思うのだがどうだろう。
しかし治らなくても、医者はそれでも儲かっている。
そう、医者は私達と違って“成功報酬”ではないのだから。
それと客にボロカス言って儲かる商売は“医者”だけ。
「ん? 高岸くん、怒っている?」
そう、えらく怒っている!
柿の木のメンタル
今年も深~い“秋”の季節に・・・
毎年、秋の行事といえば“干し柿”を作ること。
しかし実家の大きな富有柿の木は、大変な気まぐれ者。
機嫌が良かった一昨年はまあまあの収穫50個、
何故か“へそ”を曲げた昨年はたった5個。
しか~し今年は大変機嫌が良く、70個もブラ下げての大収穫。
柿の木のメンタルとはどうなっているのか、いくら考えても解らない。
そこに、友人から“干し柿にどうぞ”と頂いた柿が30個
計100個もの「干し柿製作」である。
今年のバルコニーのブランコは
70個の干し柿、一個250グラムとして
常時17.5キログラムもの重さに、当分の間耐えなければならない。
さて、このブランコも家に来て、早25年
人間の年齢で考えると100歳を超える・・・・・?
やらなければならない事を”やる!”
人が何かを“やる”と言う時の心情として
① やりたいから“やる”のと
② やらなければならないから“やる”の2種類がある。
前者は感情が主導的に“やりたい”と感じるのだから
頑張らなくても無意識のうちに脳と体は動き出す。
問題なのは後者
「やらなければならない事をやる。」である。
では、どうすればスンナリ始める事が出来るのだろう。
話が飛ぶが“未来を考える”のは人間のみという。
犬や猫は現在を生きる事に専念し、未来の事にはあまり関心がないらしい。
そう言えば、犬が老後のためにコツコツ貯金している、とは聞いたことがない。
(最近人間界にも“犬猫思考”が増えているのだが・・・)
“やらなければならない事”の大半は、
今やったからと言って即、結果が表れるのではない。
未来における成果の為である。
今即、結果が出ないものに対して、
どうモチベーションを高めれば良いのだろう。
それには、“未来の為に何故今、やらなければならないのかと言う”
リアルシミュレーションをし、その楽しさを思い浮かべなければ
“やる気”は起きてこない。
“やる気が起きないが、
今やっておけば近未来にこんなに楽しい事がある”と考える事。
やらなければならない事に対し「知性」をまず納得させ、
そして一番大事な「感情」も喜ばせる事が“やる気”を誘い出すのである。