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感謝を伝える

感謝という意味で、再度話をしたい。


さて先日ある会社の社長に言われたこと 。

「高岸さんは自分を助けてくれた人や物に対し感謝の気持ちをお持ちでしょうネ。
しかしその感謝の気持ち、相手が分かるように表現していますか?
感謝は“表現”しなくては伝わらないのですよ。」・・・と。


私も両親に、妻に、使っているパソコンに
そして元気で毎日過ごさせてくれる人や物に感謝の気持ちは持っている。

ただ言葉で、贈り物で、手紙でといった表現はあまりしたことは無い。
わざわざ“表現”しないでも分かってくれるだろうと思うからである。


しかし「感謝は表現が無いと伝わらない」と聞いた時
一瞬、脳みそがクルクルと回り始め、それは“正解”だと思ったのである。


例えば何か事がうまくいって、そのうまくいった起因がAさんだったとした時
こんな風に感謝を「表現」したとしたらどうだろう。

時間を空けず面会に行き、深々と頭を下げながら・・・


「今回は本当に有難うございました。
このご恩、私一生忘れないでしょう。」と
贈り物などをそっと出しながら、再度深々と頭を下げる。


これだけで良い。


さてこの時の相手の気持ちはどうだろう。


「えっ?そんなに喜んでもらっていたとは思ってもいませんでした。
こちらこそ、今後とも宜しくお願いします。
また私に出来る事でしたら、何なりと言ってください。
あなたの為なら・・・・・・。」


と、ならないだろうか。


そして、それだけではなく「感謝の表現」を受けたAさんは
この時からあなたの本当の「味方」になるのです。


「感謝」は思うだけではダメ、表現してこそ相手に伝わるもの。

分かっていただけただろうか。


話は変って、この素晴らしい“感謝”と言う言葉
なにか最近あちこちで“軽い軽い”ニュアンスで使われることが多い。


百貨店、スーパーマーケット、不動産屋、
挙句の果てに墓石屋までが乱発する。


掘り出し物、大感謝セール!
閉店セール、大感謝祭!
先祖に感謝、墓石大特売・・・・・


さてさて、こんな風に使われるとありがたみもあったものではない。

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ゴールデンエイジ

子供は10歳を超える頃になると
それまでの親の言いなりでなく自身で「問題意識」を持ち始める。


問題意識とは
「親に指示されることをやっていれば

良いのだろうか?」
「自分の行く方向は別にあるのではないだろうか?」
といった不安感や、好奇心で反抗的な態度を見せ始める。


その現象は
“ 創造性(才能)の扉が見え始めた “ 証と考える。


我々はこの時期の子供たちを「ゴールデンエイジ」と呼ぶ。


その時期を親はいち早く察知して
即子供への素人干渉から手を引かなければならない。


手を引くとは、見捨てるのではなく“見守る”と言う立場 に変えるのである。


そして適切なタイミングで
それまでの素人干渉から専門の指導者に任せるべきである。


また任された指導者は“教える!”と言った大それた上から目線ではなく
自分の経験した生の知識を“伝える”といった同じ目線の高さで・・・・・・・・


名称未設定-1.jpg


そして何年かが経ち
その子供が “ 創造性の扉を大きく開き出した ” と察知した時
同じく指導者は即、手を引かなければならない。


ここでも見捨てるのではなく、見守ると言う立場 に変えるのである。


そしてそれからは見守り続けながら絶妙なタイミングで
 “ 助言 ” のみを行うのが役目となる。


しかしその  “ 助言 ”
指導者自身が的確な状況判断力と、豊かな感性を持ち合わせていないと
単なる “ 暴言 ” となることを注意して。



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