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集中持続力をつける!その1

子供たちは集中力を発揮することが大の得意。
何にでも興味を示し常に一点集中。


しか~し


常に好奇心を持ち、あちこちで集中力を発揮するのだが
一つの事に対し、最後までその「集中力」を持続させるのは大の苦手。

いわゆる起承転結、最後までやり遂げる「集中力」が無い。
これは何も異常なことではなく、これが子供の特性なのです。


さて、一般的に言われる「集中」には3つの段階がある。

①一つの事を捉え、それに注意を向けること[→]「集中」

②そして、その「集中」への思いを強くすること[→]「集中力」

③そしてその「集中力」をやり遂げるまで維持し続けること[→]「集中持続力」


私たちが「集中する!」と言った時、いったいどの段階の集中を指すのだろう?
子供たちにいつも言っている“集中しなさい!”とは
当然のこと、最終段階にある「集中持続力」の事を指すのではないだろうか。


アメリカの著名なスポーツ心理学者リチャード・スインは
同じようなことを言っている。

「集中すると言う事はただ一つの事に“注意”を向ける事である。
しかし、一つの事に注意を向ける事が出来てもその注意を持続する事は非常に難しい。
そこで集中力とは、一つの事に注意し続ける”力”の事である。」・・・と


リチャード…スインが言うように
「注意し続ける“力”」が出来た時点でやっと私たちが思う
”集中持続力”がついた!と言えるのです。


ではどうすれば「集中持続力」を養えることが出来るのだろう。

それにはまず、集中した結果に楽しいことがある!と言う事が大、大条件!


人の集中力を持続させるためには、大人でも子供でも共通した要素
「やる気の3大要素」が必要となる。

その3つの要素とは?


① 好奇心? ② 期待感? ③ 達成感

3つすべてOKss.jpg

一つの事を最後まで行うにあたり、その事の中にこの3つの要素が入っていると
大人、子供、高齢者の区別なく集中持続力を発揮できるのです。
あとはそれをスムーズに行うためのメンタルスキルのみ。


次回ではその方法とやらを一緒に考えてみよう。

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