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子供たちの「欠点」と「長所」その2

前回の続き、子供たちの「欠点」と「長所」その2


さてさて、もう何十年も前の話なのだが忘れられないワンシーンがある。


それは私がまだイタリアはミラノに滞在中のこと。
とあるBARの一角で、私は友人に
「大人になるには欠点と言う“角”を取り“丸く”ならないといけない」
等と絵を描きながら偉そうに話をしていると。


友人は「ここイタリアでも昔から同じ様な事を言うよ」
と、私の絵の下に描き出した。


作図-3.jpg









図柄をクリック



私の言う日本での“丸く”なるとは
自分の周りにある悪いと言われる“欠点”を削り取りながら
回転した結果丸くなったもの。


かたや友人の言う丸くなるとは
“欠点”も“長所”もそのままの状態で回転した結果“丸く”なったもの。


どうやらイタリアで言う丸くなるとは
“欠点”を“個性”と言う名にすり替えてそのまま残したことにより
オリジナリティ豊かでスケールの大きい人間を作り出してきたのだろうと
すごく驚いたことを思い出す。


なるほど“欠点”を角度変えて見てみたら“個性”
そのような考え方がイタリアをはじめ欧州のラテン諸国で
レオナルド・ダ・ビンチのような人たちを多々育て上げたのだろう。

欠点と見える箇所も修正して消してしまわず
その欠点を社会に順応する“個性”(オリジナルな才能)
として育み“長所”と連動させる。


今の時代、長所のみを大事に伸ばした結果より、大成する可能性が大きいかも。

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新型コロナウイルスの概要

新型コロナウイルスが大きな問題となっている。

これまでの流れをを理解するため少しまとめてみると・・・


1)初期症状は風邪と区別がつかない。
    基礎疾患を数多く持たなければ、8割が1週間程度で自然治癒。
2)症状が出始めたら病院へは行かず自宅で安静。
    通常の風邪だった場合、待合室など新型コロナウイルスに感染の恐れがある。
    出来るだけ医院、病院に行かなくても良いように自己管理する。
3)病院には症状が4日以上続いたらまず保健所に相談して。(激しいせきや息苦しさ)
4)感染予防対策で有効なのは手洗い、マスク、換気の悪い人込みを避ける。
5)感染は、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つ。
6)潜伏期間は1-12.5日(多くは5-6日)、感染者は14日間の健康状態の観察。
7)治療法はなく、対症療法のみ。
8)アルコールが膜を壊してウイルスにダメージを与えるためアルコール消毒剤が有効。


もともとコロナウイルスは常在していて、
変異の中で2000年代になりSARS(重症急性呼吸器症候群)や
MERS(中東呼吸器症候群)が出てきた。今回もその一つ。


流行が進み人類の60-70%がウイルスに感染すると、
残りの人達にも自然と抗体ができ感染は終了期を迎える(集団免疫)。
みんなが免疫を持つようになれば収まる。


ドイツのメルケル首相は3月10日に独議会の非公開の委員会で
世界的に、人類の60-70%が新型ウイルスに感染し、
そして感染者のうち発症した人の1%が死ぬという予測を出す。


英国政府の保健省はウイルス発症の増加のピークは今年の6-8月になると予測。

早めに感染して体内に抗体を作ってしまった方が良い。


再感染があり得るとのことだが、
早期の感染の方が後期に感染するより軽度で抗体が出来上がり良いことに変わりはない。
人類とウイルスの戦いが激しくなればその過程の中でウイルスは強く変異していく。

ワクチンや新薬など予防策が出てこない限り人類の60-70%以上が感染するまで2年続くことになる。

この新型ウイルスの遺伝子には自然界にない塩基配列の部分があり、
自然にできたのでなく実験室で作られたものだろうというのが一般的な考えに。

感染検査を無作為に多く行い軽度の感染者が多くなりすぎると、
重症患者を治療できなくなり医療崩壊を起こす。


出来るだけ重度に近い感染者のみを選別し、治療を行うことで死者数を減らす事が出来る。

批判が多い日本政府のやり方も冷静に考えれば正解と言う事になる。

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子供たちの「欠点」と「長所」その1

私の考え方が皮肉れているのかもしれないが・・・



人は“正しい事”を探すより
“悪い事”を探し出す方が得意であるらしい・・・と考える。


スポーツ選手の指導者やコーチ達、それに学習塾や学校の先生達も
指導の対象となる子供たちの至らない所ばかりを修正する作業に没頭し
良い所を見つける!と言う事には興味が無いようである。


どうも世の指導者たちは子供たちの為に!と言うより
欠点を探し出すことに自分の存在感と生きがいを感じているらしい。


結果、「欠点」は修正されるのだけれど「長所」も伸びず
“角”無い“丸くつまらない人間”の量産となる。


ゴールデンエイジ(12~15歳)の子供の親たちにも同じことが言える。


うちの子供は集中力がない、忍耐力がない、能力がない、落ち着きがない・・
と、欠点ばかりを並べたてヒステリックに騒ぐ親が多い。


しかし少し立ち止まって考えてほしい。
500円玉の裏表の面積と同じく、
悪い点が50あれば、当然のごとく良い点も50はあるはず。
これは自然の摂理である。


なかなか難しいかもしれないが
冷静に子供を再観察し、その子の長所を探し出してやり、
それを大きく育てるためのサポートをすることにより
欠点は大きくなった長所の“陰”に隠れて見えなくなるはず。


作図-31.jpg


「長所は伸ばす為にあり、短所は触らない為にある」とは
長年の友人であった船井幸雄さんの言葉。


それが今の親がやらなければならない最大の役目ではないだろうか。



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野生動物の集中力

節分も間近い2月1日の朝。
いつもの散歩で裏山に入ると、なんかいつもと違う獣の臭い。


ガサガサッと音がする方を見ると・・・
そこには尻尾が太くて長い犬が一匹。
こちらを睨んでいる。

hjhg.jpg
ワンショットでこのシーン。我ながら素晴らしい!

尻尾が太くて長い犬??
良~く観察すると、間違いなく狐である。

狐は私の動きの予測をいち早く察知し
先に行動しようと目をそらさず微動だにしない。


お互いの集中持続力を試すように時間は流れ・・・・


野生動物の危機管理能力には到底及ばず
「初めまして・・・」と笑顔で声をかけてしまう。

さてこの勝負、私の負けかな。


しかし
節分を前にしてお稲荷さんとご対面とは
「こいつぁ春から縁起が良いやねぇ~」と
やわらスマホを取り出し写真を撮ろうと近づくと。


「ウ~ッ」と威嚇されてあとずさり。
もう少しでガブリとやられるところだった。


この山、イノシシやタヌキはちょくちょく見かけるのだが
狐がいたとは珍しい。


さて、今朝もまたあのコンコンに会えるかと
秘かに再会を期待して裏山に入ると

なんと、今度はタヌキと遭遇!

しかし、よ~く見ると目の周りが黒い散歩中のじいさんだった。

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パワースポット

薬だけなのだが、年末は混むだろうと
早めに“かかりつけ医院”に。


一昨年末に行った手術は
術後のメンテナンスに結構手間ひまがかかる。


朝一番なのに待合室は高齢の患者さんたちで大賑わい。
お互い耳が遠いせいもあるのだが、声がデカく
聞きたくもない話が聞こえてくる。


Aおばさん「ちょっと○○さん最近見ないわねェ~」
Bおばさん「ホンマやわ、○○さんどこか悪いのとちゃう?」
Aおばさん「ここでワイワイやったら病気なんか吹っ飛ぶはずやのに」
Bおばさん「そやんか、早く元気になって顔見せに来て欲しいよねェ~」


ん?・・・慌てて席を立ち、表の看板の再確認。
・・・医院である。


長居が出来、大きな声で話が出来、適度の興奮と気の交流が図れ
少々の病気なら、受診前にはすっかり完治していそう。


おまけに、診察室に入ってもなかなか出てこず
笑い声も聞こえてくる。


さてどうだろう。


遠路はるばる山奥の神社まで行かなくとも
これはもう最高のパワースポットではないだろうか。


ただ、年齢制限と、性別制限があるのだけれど・・・

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集中持続力をつける!その3

さて、前回の続き・・・・


好奇心、期待感、達成感の体験は
私たちが開発した「面白集中残像カード」で簡単に出来ます。


※では 面白残像カードの使い方


   例えば「夜空の花火」



O-27-花火.jpg

























(図柄がはっきりと見えないときは図柄の上でダブルクリック)



1- の図、「丸い三つの丸」の中心にある白い点を見続けた後、
 すぐに
2-の図、「都会の夜空」の中心付近にアルマーニ白い点を見ると・・・・・


不思議、不思議、都会の夜空に花火が現れます。


残像を利用した、この現象が引き起こす効用は

① の図では、やってみれば面白いかもしれないと思う気持ち・・・・好奇心

② の図では、どのように見えるのだろうか?と思う気持ち・・・・・期待感

③ の図うわっ!夜空に花火が上がった!・・・・・・・・・・・・・達成感


残像面白カードがもたらす最大の効用
好奇心 ~ 期待感 ~ 達成感という摂理に似た順序は
「集中~ 集中力 ~ 集中持続力」 へと誘導し
これを繰り返し行うことで
何事にもあきらめない辛抱強い子供へと成長させます。

それと共に

五感を鋭敏化し、感性を鋭くさせ
常時好奇心いっぱい。


最終的に
個性に満ち溢れた創造性豊かな人間を創り上げるのです。


注、この開発した教材、面白集中カードは、
現在幼児教育のEQWEL(旧、七田チャイルドアカデミーで使用中)

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集中持続力をつける!その2

さて前号でお話しした「やる気の3大要素」

① 好奇心
② 期待感
③ 達成感

一つの事を最後まで行うにあたり、その事の中にこの3つの要素が入っていると
大人、子供、高齢者の区別なく集中持続力を発揮できる事となる。


特に子供達にはこの「好奇心」「 期待感」「達成感」が
いっぱい詰まった思考行動を常時体験させることで
集中~集中力~集中持続力へと流れる習慣が自然と身に付き・・・

そして
どのような事でも粘り強く対応し続けていると
楽しい結果がある!と思い込ませることが大切。


例え気に入らないと思う事でも
その中に好奇心  期待感  達成感見つけ出そうとする”やる気”を作りあげるのです。


好奇心 期待感を常に持つということは事の先を読むシミュレーション”力”を養い
そしてまたイメージ”力”を養う事にも直結します。

好奇心、期待感、達成感は子供の五感を鋭敏化し、感性を鋭くさせ
最終的に個性たっぷりの創造性豊かな人間になる根本的な要素となるのです。


■ 達成感と脳内刺激ホルモンの関係 ■


「好奇心」を持つとチロトロピンと言う脳内刺激ホルモンが分泌され
「期待感」を持つと、同じく脳内刺激ホルモンであるクロチロトロピンが分泌される。

そして「達成感」を感じると
快感ホルモンであるドーパミンが分泌される‥と言われます。

この過程の最終的脳内刺激ホルモン「ドーパミン」が分泌され始めると

① 心身の疲れは癒され
② ウイルスなどからの感染を防ぎ、免疫力も強くなる。


そして、当然の事

③ 「五感」は冴え渡り
④  感性は鋭く「ひらめき」や「気づき」も多くなり
⑤ モチベーションは最高の高まりを見せ
⑥ 状況判断力は的確になり、間違い、誤解、錯覚、思い込みと言った
 ミスは無くなり、気分は爽快に。


さてさて次回は好奇心、期待感、達成感を残像で解説。

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集中持続力をつける!その1

子供たちは集中力を発揮することが大の得意。
何にでも興味を示し常に一点集中。


しか~し


常に好奇心を持ち、あちこちで集中力を発揮するのだが
一つの事に対し、最後までその「集中力」を持続させるのは大の苦手。

いわゆる起承転結、最後までやり遂げる「集中力」が無い。
これは何も異常なことではなく、これが子供の特性なのです。


さて、一般的に言われる「集中」には3つの段階がある。

①一つの事を捉え、それに注意を向けること[→]「集中」

②そして、その「集中」への思いを強くすること[→]「集中力」

③そしてその「集中力」をやり遂げるまで維持し続けること[→]「集中持続力」


私たちが「集中する!」と言った時、いったいどの段階の集中を指すのだろう?
子供たちにいつも言っている“集中しなさい!”とは
当然のこと、最終段階にある「集中持続力」の事を指すのではないだろうか。


アメリカの著名なスポーツ心理学者リチャード・スインは
同じようなことを言っている。

「集中すると言う事はただ一つの事に“注意”を向ける事である。
しかし、一つの事に注意を向ける事が出来てもその注意を持続する事は非常に難しい。
そこで集中力とは、一つの事に注意し続ける”力”の事である。」・・・と


リチャード…スインが言うように
「注意し続ける“力”」が出来た時点でやっと私たちが思う
”集中持続力”がついた!と言えるのです。


ではどうすれば「集中持続力」を養えることが出来るのだろう。

それにはまず、集中した結果に楽しいことがある!と言う事が大、大条件!


人の集中力を持続させるためには、大人でも子供でも共通した要素
「やる気の3大要素」が必要となる。

その3つの要素とは?


① 好奇心? ② 期待感? ③ 達成感

3つすべてOKss.jpg

一つの事を最後まで行うにあたり、その事の中にこの3つの要素が入っていると
大人、子供、高齢者の区別なく集中持続力を発揮できるのです。
あとはそれをスムーズに行うためのメンタルスキルのみ。


次回ではその方法とやらを一緒に考えてみよう。

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甘かった、シミュレーション

虫歯が痛み出し、悩んだ挙句に抜く決心をする。
少し遠いが、評判と言われる口腔外科医を選ぶ。


抜く前に“口腔外科医”らしく、まず血圧を測り、心電図をとる。

結果
「あのねェ~、
あなたは血圧が高く、不整脈もあるので“抜けません”わ。
今、分かって良かったですねぇ。
まず自宅近くの内科で治療することをお勧めします。」

言われるがまま訪れた内科医で、数種類にも及ぶ高価な検査。

結果
「いやいや、これは当医院での治療は無理ですわ。
紹介状を書きますので、ここの病院に行ってください。」

言われるがまま紹介状を握りしめ、その大病院に行くと
これまた同じ検査ばかりの繰り返し。

結果
「冠動脈が2か所完全に詰まっています。
命にかかわりますので即入院手続きをとってください。
今、分かって良かったですねぇ。」

して即入院、クリスマスだというのに即手術。
経皮的冠動脈形成手術と言うらしい。

高血圧!不整脈!冠動脈疾患!!と言われるが、自覚症状は全くない。
酒はグイグイ飲めるし、ランニングもできるし、
5時間セミナーもヘッチャラ・・・元気一杯だったのに・・・

術後、非常に体調は悪くなり、高血圧も不整脈も数値は悪いまま。
そして大量の高価な薬ばかり与えられ懐具合も悪いまま。

歯医者で歯を抜くつもりが
気が付いたら心臓の手術をされてしまう漫画のような話。

しか~し、
よく考えてみるとこの話、良く出来過ぎてはいないかな。

ひょっとして
あの歯医者~内科医~病院専門医と、営業上大の仲良しだったりして・・・・

今ではすっかり“ヤブ”の中。

この一連の話、
私の甘いシミュレーションが引き起こしたのは確かである。

ん?えっ? なんかまた奥歯に痛みが・・・・・

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生きる力

目標がないという事程
生きていてつまらない事はない。


「心躍る」、また「しなければならない」という目標がないと
人と会う必要はないし

なにか情報を求めて街に出ることもない。


まして体を鍛える必要もないし、なにか技術を習得する必要もない。

やがて家から出る必要もなくなり
ふと気が付くと何年間も家から出ていないと言う事になる。


これは子供、大人、高齢者の関係なく
目標がないと誰にでも起こる身近な現象。


さて最近、目標に関して面白い・・
いや切実な「なるほど話」を聞いた。


高齢者が生き生きと毎日を過ごすためには
「教養」と「教育」が必要だと言う。


何をいまさら!と思ってよく聞いてみると

朝起きて、“今日、何か用”があるのか「教養」キョウヨウ?と

“今日、行くところ”があるのか「教育」キョウイク?と言う事らしい。


いわゆる毎日例え小さな事でも“目標”がないと生きていけないと言う事。

例えば郵便局まで出かける!としたら
服も着替えなければならないし、髪も整えなければならない。
ひげもそらなければならないし、財布の中身も確認しなければならない。


いわゆる行動のシミュレーションがもとでいろいろな準備が必要になる。


そう、“準備”を始める事で脳や体に細胞刺激ホルモンがまわりだし
血圧も上昇をはじめ、人間の体としてやっと機能を始めるのです。


さてさてその目標、いったい誰が考え、作り出すのか?
と考えると・・・


※0~12歳位までは、親が子供の持つ特質をよく理解観察した上で
     責任をもって作り出し誘導する。

※12~18歳位まではバトンタッチし任された指導者が作りだし、誘導する。

※18歳を超えると
    「守、破、離 理論」に従い自分が責任をもって作り出し実行する。


さて


※定年を迎えた65歳以上の人は、それまでの経験生かし
    もう一人の自分が毎日「キョウヨウとキョウイク」を作らなければならない。

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感謝を伝える

感謝という意味で、再度話をしたい。


さて先日ある会社の社長に言われたこと 。

「高岸さんは自分を助けてくれた人や物に対し感謝の気持ちをお持ちでしょうネ。
しかしその感謝の気持ち、相手が分かるように表現していますか?
感謝は“表現”しなくては伝わらないのですよ。」・・・と。


私も両親に、妻に、使っているパソコンに
そして元気で毎日過ごさせてくれる人や物に感謝の気持ちは持っている。

ただ言葉で、贈り物で、手紙でといった表現はあまりしたことは無い。
わざわざ“表現”しないでも分かってくれるだろうと思うからである。


しかし「感謝は表現が無いと伝わらない」と聞いた時
一瞬、脳みそがクルクルと回り始め、それは“正解”だと思ったのである。


例えば何か事がうまくいって、そのうまくいった起因がAさんだったとした時
こんな風に感謝を「表現」したとしたらどうだろう。

時間を空けず面会に行き、深々と頭を下げながら・・・


「今回は本当に有難うございました。
このご恩、私一生忘れないでしょう。」と
贈り物などをそっと出しながら、再度深々と頭を下げる。


これだけで良い。


さてこの時の相手の気持ちはどうだろう。


「えっ?そんなに喜んでもらっていたとは思ってもいませんでした。
こちらこそ、今後とも宜しくお願いします。
また私に出来る事でしたら、何なりと言ってください。
あなたの為なら・・・・・・。」


と、ならないだろうか。


そして、それだけではなく「感謝の表現」を受けたAさんは
この時からあなたの本当の「味方」になるのです。


「感謝」は思うだけではダメ、表現してこそ相手に伝わるもの。

分かっていただけただろうか。


話は変って、この素晴らしい“感謝”と言う言葉
なにか最近あちこちで“軽い軽い”ニュアンスで使われることが多い。


百貨店、スーパーマーケット、不動産屋、
挙句の果てに墓石屋までが乱発する。


掘り出し物、大感謝セール!
閉店セール、大感謝祭!
先祖に感謝、墓石大特売・・・・・


さてさて、こんな風に使われるとありがたみもあったものではない。

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ゴールデンエイジ

子供は10歳を超える頃になると
それまでの親の言いなりでなく自身で「問題意識」を持ち始める。


問題意識とは
「親に指示されることをやっていれば

良いのだろうか?」
「自分の行く方向は別にあるのではないだろうか?」
といった不安感や、好奇心で反抗的な態度を見せ始める。


その現象は
“ 創造性(才能)の扉が見え始めた “ 証と考える。


我々はこの時期の子供たちを「ゴールデンエイジ」と呼ぶ。


その時期を親はいち早く察知して
即子供への素人干渉から手を引かなければならない。


手を引くとは、見捨てるのではなく“見守る”と言う立場 に変えるのである。


そして適切なタイミングで
それまでの素人干渉から専門の指導者に任せるべきである。


また任された指導者は“教える!”と言った大それた上から目線ではなく
自分の経験した生の知識を“伝える”といった同じ目線の高さで・・・・・・・・


名称未設定-1.jpg


そして何年かが経ち
その子供が “ 創造性の扉を大きく開き出した ” と察知した時
同じく指導者は即、手を引かなければならない。


ここでも見捨てるのではなく、見守ると言う立場 に変えるのである。


そしてそれからは見守り続けながら絶妙なタイミングで
 “ 助言 ” のみを行うのが役目となる。


しかしその  “ 助言 ”
指導者自身が的確な状況判断力と、豊かな感性を持ち合わせていないと
単なる “ 暴言 ” となることを注意して。



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理想的な育ち方

西宮の阪急学園が主催し
西宮市、西宮教育委員会、そして読売新聞などが後援する
「第7回なでしこキッズ絵画コンテスト」の授賞式が
昨年12月中旬に行われた。


私が初回審査委員として参加してから早7回目。
審査委員長は、あの兵庫県立美術館館長の蓑豊さん。


さて7年前、第1回目の“グランプリ”に輝いたのは
なんと4歳の男の子、福山君。


グランプリが発表された時
壇上で、彼は何回飛び跳ねただろう。


その喜びようは尋常ではなかったように思う。
余程嬉しかったのだろう。


11歳になった彼は今回も素晴らしい作品を発表し、今や表彰台の常連。


何を描く?といった発想力も素晴らしく、

また表現力にも進化が見える。


同じ審査員で著名な画家、羽田英彦さんが言う。


「私が、画家になったきっかけは小学校低学年の頃、
絵画コンテストで入賞し、両親からすごく褒められたから」だと言う。


褒められる事によって“やる気”を起こし、想像以上の力を発揮する。
そしてまた進化した“力”を褒められてまたやる気を出して進化する。


こうして子供は五感を鋭くさせ、感性を磨き、理想的な育ち方をする。


“天才”とは持って生まれて来るのではなく
本人と、親たちが脳の基本構成時から共同で作り上げるもの。


だからまず学習を始めなくてはならないのは
子供たちではなく、親たちから。


その学習も学術的なものより、
メンタル面での学習から始めるのが最適だと私は思う。


さて子供達には・・・・・・


いつも精神的に安定した生活態度でもって
「褒めて、寄り添い、抱きしめて、常に同じ目線で話し合うこと」


さてさて第7回目の授賞式、また新たに小さな“天才”候補が現れた。



img043.jpg







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霊長類最強女子の集中力!

プレジデント社の新しい月刊誌
PRESIDENT WOMANの特集記事に残像メンタルトレーニングが紹介された。


特集記事のタイトルが「霊長類最強女子の集中力!・・」だと
ちょっと誇大表現かも。


しかしさすが女性専門紙、印刷も良いし、紙も良い。

プレジデント社.jpg

泣くことの推奨 2回目

さて、前回のつづき・・・・

 

あの事件以来、悪ガキどもは彼が泣き出しそうなそぶりを見せ始めると
蜘蛛の子を散らすように逃げ出す。

 

またその小さな男子生徒もなかなかのしたたか者。
自分にとって気に入らないことがあると
「泣くぞ!泣くぞ!」と言った演技をして見せ
まわりの生徒たちを恐怖の世界へと引きずりこんだのである。

 

どうやら彼は思いっきり「泣く」という非常事態に入る事によって
自分が小さいとか、気が弱いとかと言うマイナス思考を
吹き飛ばすだけでなく、
自分の持っている”力”を100%出し切れる事に気が付いたようである。

 

話を変えて言えば

火事だ! と言う非常事態の中で、オバアさんが重いタンスを
持ち出したのと同じ事が言えるのではないだろうか。

 

もうダメだ! もう耐えることが出来ない!というような
身の危険を感じた時、人はとてつもない”力”が出るものである。

 

と言っても持っているもの100%だけなのだが・・・・

 

だから被害者に成り下がった悪ガキのボスにとっては
小さな男子生徒が例え100%の”力”を出し切ったとしても
まだ自分には十分余力があり、勝ち目があったはず。

 

しかし、全く予期しなかった彼の抵抗にまず驚き、
また思ってもいなかった程の”力”で投げ飛ばされた!
という事にひるんでしまい、自分の持つ力100%を出せないまま
ギブアップしてしまったのだろう。

 

いわゆる虚を衝かれたということだったのだろう。


ケンカは強いものがいつも勝つとは限らない。

これは仕事やスポーツでも同じ事。

 

人は悲しい事、苦しい事、などが積み重ねられ、
それが大きくなるにつれて徐々に「理性」や「知性」が失われていく。

 

それと反比例して人の持つ本能、いわゆる「感情」が高ぶってくる。

理性や知性で「感情」を抑えきれなくなった瞬間、
人は「泣く」と言う表現で感情を爆発させる。

 

それは徐々に膨らんでいく膀胱に対し
我慢、我慢を重ねたあげくトイレに駆け込むのと同じ生理現象?

 

しかしどうだろう。
トイレから出てきたときの気分は?


我慢すればするほど、気分爽快なはずである。

 

同じく「泣いた」後の気分も、爽快でリラックス状態なのである。

男子、決して泣くべからず、などと我を張らず、
悲しい事や苦しい事があれば素直に泣けばよい。

 

始めはウソ泣きでも良い。
何度も試みているうちに、ほんとに腹の底から泣けるようになってくる。

 

全てトレーニングである。

 

人は泣いているときには、泣くことだけに一点集中している。

だから泣いているうちに
一体自分は何の理由で泣いているのかさえあやふやになってくる。

 

これほどの切り替え効果のある「泣く」という事も
メンタルスキルの一つとして自分のものとしたらどうだろう。

 

 


泣くことの推奨 1回目

さて古い話で申し訳ない。


小学校4年生の頃だったか、クラスの中に、
同じ年齢とは思えないほど小さくて、とても気の弱い男子生徒がいた。


冬になると鼻水をたらし、それを袖で拭くものだから
いつもその袖はピカピカで勲章のように輝いていた事を思い出す。


彼はそのような風体の為、同じクラスの悪ガキどものウサ晴らし、
いわゆる今で言うイジメの対象となっていたようである。


悪ガキどもはことある事にチョッカイを出し
時には暴力的な行為にも及んでいたのである。


しかしいつものようにイジメを受けていた彼にある日異変が起きる。


それまでは悪ガキどものイジメに対して
何の抵抗もせず、また泣きもせずじっと耐えていたのだが・・・・・


そのときに限って我慢の限界を超えてしまったのか
体の大きさに似合わない大きな声で泣き出してしまったのである。


本来、小さな犬は小さな声で啼き、大きな犬は大きな声で啼く。


そして異変はそのすぐその後に起こった。


なんとその小さな男子生徒は悪ガキのボスに対し
泣きわめきながら殴りかかって行ったのである。


彼の凄い泣き声で何があったのかと集まってきた他の生徒たち。

「オイやめておけ~」と口走った瞬間、一同は目を疑う。


悪ガキのボスはその小さな男子生徒に投げられ
馬乗りになった男子生徒は、容赦なくパンチの嵐を浴びせる。


悪ガキのボスはと言えば悲鳴を上げながらとうとうギブアップ。

その事件以来、一度泣き出すとめっぽう強くなる男子生徒のうわさは
全校に知れ渡る事となる。


さてこの小さな、そして気の弱い男子生徒

泣くとなぜ強くなるのだろう?

泣く.jpg

つづく

さすがはメンタルトレーナー

生駒の山中に生息している私。


棲家を出て5分も歩くと“樹海”と言うようなカッコ良いモノでないが
なんせ雑木林の中。


その雑木林の崖の斜面に
今はもう誰も住んでいないお洒落な廃屋が一軒。

IMG_1223 (2).JPG


周りは昼間なのに薄暗く不気味な雰囲気が漂う。


突然、窓にかけられたカーテンが動いたように見えた。


ぎょっとして一歩、後ずさった瞬間
足元で何かが大きく跳ね上がる。


ふと見ると、跳ね上がった物体Xは“蛇”!!!


私、大変カッコ悪く、恥ずかしいのだが“悲鳴”あげてもうパニック状態。


蛇はあまり好きではない。


しか~し、パニックに陥ったのは、なにも私だけでない。

尻尾をふんづけられた“蛇”もである。


跳ね上がった後、必死で岩の間に逃げ込もうと必死の形相。


FullSizeRender (2).jpg


さすが、メンタルトレーナーを自負する私
一時のパニック状態から瞬時に回復し、とるべき次の行動に出る。


私はシャッターチャンスを逃がさなかった!


と・・ここまでは良い。


蛇など爬虫類に詳しい方ならすぐお分かりかと思うのだが・・・・


後で分かったのだが、この蛇はマムシであった((+_+))


分かっていればあんなに至近距離まで近づかなかったはず。


いやいや、とってもヘビーな話であった。

恐ろしい脳疲労 PART-2

朝起きた時、カーテンの隙間から入る太陽の光が眼に入り・・

その「残像」は強烈でなかなか消えない。


また、仕事帰りに夕日の強烈な光が眼に入り・・・

しかし、同じようなものでも夕方見る「残像」は弱く簡単に消えてしまう。


何故なのだろう?


それは「脳疲労」に関係する。


たっぷりと良き睡眠をとった後の脳の状態は、
前日の混乱した状態がキレイに整理され新鮮そのもの。


それに対して


夕方と言うのは一日の過酷な仕事や学習で「脳」はお疲れ状態に。


そう、残像は脳が新鮮でクリーンな状態の時には長く見え
「脳疲労」を起こしている時には簡単に消えてしまうのです。


と言う事は「残像」が見えている時間の長短で
今自分が脳疲労を起こしているかどうかが判断出来ると言う事。


脳疲労と残像時間、この自然の摂理に近い生理現象を理解する事によって
残像は色々な場面で臨機応変に活用出来る事になる。


そして、もし脳疲労を起こしていると解ったら、


※ クライアントとは会わない。
※ 請求書や上司への報告書は書かない・・・・
※ 妻に複雑な言い訳はしない


これらは脳疲労を起こしている時の対処方法として当然の事。


と言っても・・・このカオス社会で生活していれば無理な話かも。


そこで私が回復方法として行っていることは?


① 10分間睡眠をとる。
     それ以上寝てしまうと反対にやる気さえ無くしてしまう。
② 脳に栄養を与える。
     私は長いセミナーなどでは水分のほか明治の板チョコを食べる。
③ 笑える事を探す。
     大笑いをして脳内刺激ホルモン ドーパミンを出す事で脳のリセットを試みる。
④ 残像メンタルトレーニングカードを使う。 
    まず残像集中カードで「脳疲労度」の程度を理解し


大陽-[更新済み].jpg
図柄を20秒眺め、現れる残像を眺める
残像は平均で約20秒見える。
それ以下なら脳が疲れているはず。

     そして残像リラックスカードで脳疲労を解消させる。


RCTリラックス.jpg
図柄を20秒眺め、そして目を閉じて
現れる残像をのんびりと眺めよう。
これを3回、繰り返す。


さてさて、ここまでやっても暴言、誤解、錯覚、失敗が多い人は
もともと脳疲労・・・・が原因でないのかも知れない。

恐ろしい脳疲労 PART-1

人の疲労には大きく分けて2つある。


体の疲労と、脳の疲労である。


手足がだるいとか動かなくなったとか・・・・
こう言った体での疲労は解りやすいし、またその“対処”も簡単。

単に身体を休めれば良いのだから。


しかしそれに反してもう一つの疲労、脳疲労は
体の疲労と違い、意識上に全く上ってこないから解りにくい。


いつも出来る事が出来なかったり、間違ったり

また、本意でない暴言を吐き、相手を傷つけてしまってから
やっと自分の“頭”が疲れていたせいだと気が付く。


私は、“脳”が身体で起こる全てを支配していると考える。

脳疲労が怖いのは身体中に間違った指令を出してしまうから。


① 交感神経、副交感神経に出す指令が間違っていたら?
   不整脈やホルモンバランスの崩れなど即、健康に関係するはず。


② 五感に出す指令が間違っていたら?
   正確な情報収集は出来ないし、いい加減な情報発信しか出来ない。


③ 思考に出す指令が間違っていたら?
   大事な上司やクライアントに暴言を吐いたり、感情のコントロールが出来なくなる。


身体は正常なのに、原因がわからず体調を崩したり、間違いや錯覚誤解が増え
けがをする、思い込みが激しくなる。


これ全て脳疲労のせいである。


難儀な事に、人は自分が脳疲労状態になっているのか
また、そうでないのかを判断する脳を持ち合わせていないのです。

いわゆる自覚症状があまりない。


さて自分では全くと言って分かりにくいこの脳疲労。


放っておくと先ほど言った間違い誤解、錯覚等が続き、
知人から、社会から、家族からの信用を無くし、マイナス思考に落ち込む。


そして、やがてマイナス思考はスランプ状態となり・・・

結果うつ症状が現れ社会から離脱してしまう怖い怖い「脳疲労」


まず、そのような怖い脳疲労が重症になる前に察知することが大事。


次回ではそのとっておきの察知方法と、その回復方法をお話ししようと思う。


モチベーションを間違いなく上げる

若かった時には、
欲しいと思うものは即、手に入れるために行動を起こした。

 

私は20歳の時、ニューヨークに行きたい!と思った時など
片道の旅費だけを調達し、半年後にはもう日本を飛び立っていた。

 

頭の中はひどい目に遭うことなど事など微塵も考えず、
楽しい事だけのシミュレーションで血が騒いでいたのを思い出す。

 

しかし年齢を重ねるごとに・・・

例え凄く欲しいものであっても即行動を起こさなくなった。


状況判断力を駆使して、本当に今必要なのかをじっくり考えてしまうのである。

 

そして、結果、
「今手に入れなくても代わりになるものはあるし・・・・」と

 

そう、なんやら瞬時にモチベーションを上げる「感情」より
その感情を抑え込むように「理性、知性」が主導権を握っている。

 

危険や間違いは多いが、血が騒ぎ高揚感溢れる「感情」主導の青年期と
危険や間違いは少ないが、面白みに欠ける「理性」主導の成年期

 

ここで重要視したいのは、青年期における「理性、知性」の使い方。

これがしっかり出来れば
スポーツでも、学習でも、ビジネスの世界でももっと成功者が出るに違いない。

 

夢を抱き、モチベーション溢れ、
前進あるのみといった青年期の暴走気味のあなたに


これがいわゆる本来のメンタルトレーニング。

 

それも誰にでも簡単に出来、効果が期待できる
副作用の全くないちょっとした脳のクスリ

 

「残像メンタルトレーニング」

 

試してみればいかがかな?

 

http://rct-zanzo.com/

 


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