沢田さんが亡くなって早一年
私の大の親友だった沢田鉄郎さんが亡くなって早一年。
彼が亡くなったであろうと推測される6月23日。
京都は深草にある深草墓園に行ってきた。
一年前と同じように、駅近くのスーパーで
彼の好きだった焼酎を買い、暑くて急な坂道を登る。
墓園は深い緑に囲まれ、桃源郷のような雰囲気。
しかしあいにく墓園周りの公園は工事中で、騒音の中でのお祈りとなる。
さてさて、人が亡くなって一年も経つと
仲間内でもなかなか話題にのぼって来なくなる。
寂しい話だが、それはそうかもしれない。
いつまでも脳裏に居座られると日常生活に支障をきたすからだろう・・・
私が亡くなった場合もそうなるのだろう。
なにか強烈なインパクトを与えるようなものを残しておかなければ
簡単に忘れられてしまう。
だから私は、本を一杯残す、気味の悪い“絵”をたくさん描いて残す。
そしてドジや失敗など“汚点”を一杯残す・・・・・
それでも3年は持つまい。